熊本県合志市のまんなかに、緑豊かな大地とともに息づく石坂ファーム。
1頭の乳牛からはじまった牧場は、年月を重ね、いまでは約1,000頭が暮らす大きな牧場へと成長しました。
その歩みを支えてきたのは、牛にも人にもやさしい「未来の酪農」への挑戦。
いち早く全国に先駆けて取り入れた自動化の技術と、ひと粒ひと粒に心を込めた飼料づくり。
機械だからこそできることと、人の手・人の目にしか託せないこと。
その両方を大切にしながら、今日も石坂ファームは新鮮で豊かな生乳を届けています。

酪農DX化の
可能性は無限大。
石坂ファームは2002年の法人化を機に、
自動搾乳機の導入から牧場のオートメーション化を進めてきました。
24時間365日稼働する酪農現場で、ロボット搾乳や清掃の機械化は省力化と効率化を実現。
牛は自分のタイミングで搾乳できるためストレスが減り、生産量も向上します。
さらにデータ管理により、牛の健康状態を細かく把握し、病気の早期発見も可能に。
最先端技術と人の経験を融合させることで、牛にも人にもやさしい牧場経営を実現しています。
LELY社 アストロノート
(搾乳ロボット)
LELY社の搾乳ロボットは牛の自発的な訪問を前提とし、牛に優しい設計になっています。このロボットは搾乳を自動化するだけでなく、個体別・分房別に乳色、電気伝導率、乳温(参考値)、搾乳時間、乳成分(乳タンパク・乳脂肪)等を計測し、異常乳(分房)・異常個体を検知する機能を備えています。
LELY社 ジュノ
(餌寄せロボット)
この餌寄せロボットは超音波センサーで壁やフィードフェンスとの距離を読み取りながら走行します。餌寄せを自動化することで労働力の軽減につながるのはもちろん、人力よりもこまめな採食が実現する事で牛群全体の乾物摂取量が増加し乳量にも良い影響を及ぼします。

飼料も
自分たちでつくる。
石坂ファームでは、高品質の生乳づくりは飼料からはじまると考えています。
とうもろこしは自社畑で栽培・収穫し、自分たちの手で育てたものを牛に与えています。
主原料の牧草は海外で牧場主自らが品質を確認し、厳選して輸入。
つくれるものは自分たちで、つくれないものは最高のものを探し抜く。
その姿勢で、牛にも人にも安心できる飼料づくりを続けています。

遺伝子レベルで管理する。
牧場で生まれた仔牛は、血液を採取し、遺伝子検査を行っています。
この検査によって、乳牛としての将来的な能力や、病気をしやすいかどうかなどがわかります。
能力の高い牛は遺伝する傾向にあるので、種付けなどの計画の参考にもできます。
また、仔牛も一頭一頭の健康状態をコンピュータで管理しているので、
個体で識別してどの仔牛がどれだけのミルクを飲んだのか、毎日確認することができます。
飲んだミルクの量で病気や体調などを把握し、いち早い対応が可能になります。

代表取締役社長
石坂和昭
1953年、私たちの牧場の歴史は、祖父が庭先で1頭のホルスタインを飼い始めたことから始まりました。その想いを受け継ぎ、1977年には2代目である父が対頭式牛舎を建設し、搾乳牛は40頭に。以降、ミルキングパーラーやロボット搾乳といった最新の技術を取り入れ、預託牛を含め、現在では飼育頭数は1,000頭を超えるまでになりました。
どれだけ規模が大きくなっても、酪農の本質は変わりません。一頭一頭の牛たちに目を配り、良質な飼養管理を行うこと。スタッフ一人ひとりが誇りを持ち、前向きに働ける環境をつくること。そして何より、皆さまの食卓に「おいしい」「安心」を届け続けることが、私たちの使命だと考えています。
小さな一歩から始まった牧場は、今やメガファームへと成長しました。
変化を受け入れ、挑戦を続ける姿勢こそが、私たちの原動力です。
次世代の酪農のために。石坂ファームはこれからも歩みを止めません。
代表取締役社長
石坂和昭

専務取締役
石坂優一
私は、酪農を営む家庭に生まれ、牛やトラクターに囲まれた環境で育ちました。毎日牛舎に響く搾乳の音、朝一番に父や祖父が牛の様子を見に行く姿。季節や天気に関係なく、家族総出で命と向き合うその背中が、私にとっては何よりもカッコよく、まぶしく映っていました。
一般的には「酪農=きつい、休みがない」といったネガティブなイメージが根強いかもしれません。ですが、私にとって酪農は、幼いころからずっと“憧れの職業”でした。
4代目として私が果たすべき役割は、「未来につながる酪農」を築くことだと考えています。
そのために今、酪農のDX化に取り組み、サステナブルな農業経営の実現にも力を入れ、日々進化を続けています。
「守る酪農」から「創る酪農」へ。酪農の未来がもっと明るくなるような、時代を切り開く経営の実現に挑戦しています。
専務取締役
石坂優一






























